
甍賞は、国内産の粘土瓦を屋根や壁、床、その他の部位に使用した新しい建築設計や環境デザインの優れた実施事例を表彰するコンクールで、昭和56年の創設以来、2年ごとに開催されて今日に至っています。
開催に際しては、経済産業省、国土交通省、(社)日本建築士連合会、(社)日本建築家協会などの後援をいただきながら運営されています。
主催団体は、瓦メーカー団体である全国陶器瓦工業組合連合会と屋根工事業の団体である (社)全日本瓦工事業連盟です。
『建築の新しい魅力を引き出す力が瓦にはある。』
甍賞第8回審査委員長の阪田誠造氏の言葉です。
『日本建築のバランスの中で瓦がいかに重要かということに改めて気が付きました。』
『屋根がこれほど重要な意味を持って建物全体のデザインの判断基準になるような建築は、世界でもないのではないか』
この二つの言葉は第13回甍賞審査委員長の隅研吾氏の言葉です。
日本を代表する現代建築家のお二人のこのように発言は、近未来の建築物での瓦の可能性を示唆しています。
甍賞は、現代という都市機能や住環境が要求するニーズ満たしながら、建築への新しいチャレンジが工夫されている作品を対象にしています。
この賞の意義は、古くから伝わる日本伝統の建材を、現代そして未来の建築にどう活かしていくかという「瓦建築のイノベーション」にあります。
実施以来30年を超える中で多くの受賞作品が誕生しています。
このコーナーでは、石州瓦採用物件の受賞作品をご紹介していきます。
| 1回 | 銀賞 | 錦グリーンパレス | 山口県玖珂郡 | (株)象設計集団 |
| 佳作 | 坂町立小屋浦小学校 | 広島市南区 | 中電技術コンサルタンツ(株) | |
| 4回 | 金賞 | 安佐町農協町民センター | 広島市安佐北区 | (株)象設計集団 |
| 佳作 | 島根県石央地域 地場産業振興センター |
島根県江津市 | 中電技術コンサルタンツ(株) | |
| 5回 | 佳作 | 皆生温泉 東光園 大浴場 | 鳥取県米子市 | 八田頼明建築設計事務所 |
| 6回 | 特別賞 | 鬼の回廊 鬼屋根 | 兵庫県大江町 | (株)都市建築総合研究所 |
| 佳作 | 広島県立大学 | 広島県庄原市 | 中電技術コンサルタンツ(株) | |
| 7回 | 金賞 ( 一般) |
出石町立弘道小学校 | 兵庫県出石町 | (株)いるか設計集団 |
| 佳作 | 重要文化財 多久聖廟 | 佐賀県多久市 | 伝建技保協・屋部憲右 | |
| 佳作 | 水上村立水上中学校 | 熊本県球磨郡 | (株)桜樹会 | |
| 8回 | 金賞 (住宅) |
出石町営日野辺団地 | 兵庫県出石町 | 福岡隆夫建築事務所 |
| 特別賞 | 島根県立国際短期大学 | 島根県浜田市 | (株)日総建 | |
| 佳作 | 北九州市立 国際友好記念図書館 |
北九州市門司 | (株)日本設計九州支社 | |
| 9回 | 佳作 | 森鴎外記念館 | 島根県津和野市 | (株)宮本忠長 建築設計事務所 |
| 佳作 | 世羅の眼科 | 広島県世羅郡 | 風の記憶工房(有) | |
| 10回 | 銅賞 | 風切り瓦の乗った家 | 島根県益田市 | (有)万設計 |
| 11回 | 佳作 | しまね海洋館アクアス | 島根県浜田市 | (株)日建設計 |
| 佳作 | 川上村庁舎 | 山口県阿武郡 | (株)金子信建築事務所 | |
| 12回 | 景観賞 | 津和野町立 安野光雅美術館 |
島根県津和野市 | (株)番匠設計 |
| 14回 | 金賞 (一般) |
島根県芸術文化センター グラントワ |
島根県益田市 | (株)内藤寛建築設計事務所 |
| 15回 | 佳作 | 播州信用金庫 高砂支店 | 兵庫県高砂市 | (株)小野設計 |
金賞 (一般)経済産業大臣賞 (住宅)国土交通大臣賞
特別賞 日本経済新聞社賞
景観賞 日本屋根経済新聞社賞




















