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令和元年台風第15号による被害と瓦屋根の安全性について

令和元年9月30日

令和元年台風第15号による被害と瓦屋根の安全性について

この度の災害により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

瓦屋根の安全性について 台風第15号の発生後、被災地域の皆様をはじめ各方面より、瓦屋根の安全性、あるいは耐風性能を確保するための施工方法・復旧手順等について、多数のお問合せを頂いております。 日本の住宅は、主に災害の発生を契機とした建築基準法等の改定により、年々耐震性・安全性の水準を高めてきました。 これと同様に、瓦屋根業界では、瓦屋根の災害時における耐震性能・耐風性能を確保する仕様・工法を確立し、平成13年にそれらを纏めた「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」を発行。以降も改良と実証を重ね、全国での普及に努めてまいりました。この為、近年では地震、台風にも安全な瓦屋根の工法として広く認知、採用されています。

瓦屋根標準設計・施工ガイドラインに準拠し、正しく施工された瓦屋根につきましては、各種実証実験及び、東日本大震災・熊本地震といった近年の震災においても、その安全性が確認されておりますので、ご安心を頂きたく存じます。 加えて、現在では耐風性能を強化した「防災瓦」が主流となっており、ガイドラインに準拠した施工方法と組合せる事で、従来よりも大幅に安全性を高めた瓦屋根を実現しています。

また、業界団体にて被害状況調査を実施したところ、外部からの飛来物により破損したケースを除き、ガイドラインに沿って施工・改修された瓦屋根については、瓦が飛散することなく被害を免れたとの確認がされています。

一方、日本伝統の瓦は耐久性が高く、長期間お使い頂ける建材であるが故に、その施工された年代もまた様々です。この度の災害で被災された地域以外の住まいにおかれましても、今後の安心安全の為、一度専門業者による「屋根の安全点検」を受けられることをお勧め致します。 また、お住まいの新築・屋根の改修工事の際は、必ず瓦屋根標準設計・施工ガイドライン準拠とのご指示を賜ります様お願い申し上げます。

 
※瓦屋根標準設計・施工ガイドラインの詳細につきましては、
(一社)全日本瓦工事業連盟全国陶器瓦工業組合連合会のホームページをご参照ください。

【PDF】令和1年台風 第15号による屋根被害視察報告書はこちら(201910_report.pdf)
(一社)全日本瓦工事業連盟・全国陶器瓦工業組合連合会 合同調査チーム

地震・台風に強い瓦

屋根瓦を「瓦ガイドライン工法」で施工すれば、地震・台風にも安全・安心です。

「瓦屋根は重いから地震に弱い」という風評は大きな誤解です。住宅の耐震性に圧倒的に影響する要因は構造体の強度です。 例えば重たい屋根でも柱、筋かい、壁量などを多くすれば耐震性は高くなりますし、逆に軽い屋根でも構造体が貧弱なら耐震性は低くなり ます。つまり屋根の重さによって耐震性が左右されることはありません。 但し、瓦屋根を施工する場合は業界で推奨する「瓦ガイドライン工法」をお勧めします。これは地震や台風で瓦がずれたり落ちたりしないよう 釘や金物で屋根の平部、棟部などを十分に固定する工法です。十分な留め付けさえしておけば阪神・淡路大震災クラスの地震でも瓦屋根 が崩れることはありません。更に今の瓦は、瓦同士が組み合わさり浮き上がりを防ぐ『防災瓦』です。

瓦ガイドライン工法とは、平成13年8月に発行された『瓦屋根標準設計・施工ガイドライン』に基づいた
業界の推奨工法です。
ガイドラインの発行以前は、桟瓦の留付けや棟部の施工など地域の昔ながらの工法による施工が主流でした。

 

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