さる10月12日 島根県芸術文化センターグラントワで開かれた、地域ブランド「石州瓦」市場創出フォーラムⅡの内容を簡単にお伝えいたします。
冒頭、島根県焼香労働部長山根泉氏の開会の挨拶のあと、会場のグラントワを設計された内藤廣氏の記念講演「石州瓦の魅力と新たな可能性」が約50分講演され、そのあと、山崎篤典氏「現島根県立いわみ芸術劇場館長」進行の座談会が始まり、内藤廣氏、澄川喜一氏「グラントワ館長」、篠原亨氏「万設計所長」、佐々木惣三郎氏「石州瓦工業組合理事長」が多彩な意見を展開されました。
内藤氏は記念講演で「石州瓦を屋根だけでなく壁にも用いたのは、グラントワを何百年という長い歴史に耐えうる建物にしたかった」「四季の変化や一日の時間の経過によって様々に変化する石州瓦の美しさをデザインしたかった」と発表されました。
以下、座談に参加された皆様の意見概略を示します。
篠原氏
「特定の集落では石州瓦の赤の街並みづくりを試みるなど、官民一体となった取り組むみを進めるべき」
澄川氏
「都会では石州瓦の知名度は低い 徹底したPRを進めるべきである」
佐々木氏
「異業種連携による需要の掘り起こしを進める」
内藤氏
「道州制になっても、この地域が輝く石州瓦の街づくりの実践」