さる1月21日・22日 広島県立総合体育館で開催された「島根ふるさとフェア2012」に、益田市が石州赤瓦を全面に押し出したイメージの展示ブースで出展され、ひときわ人気を集めました。
これは昨年新たに設置された益田市営業本部が企画したもので、最初はグラントワ風のデザインイメージからはじまり最終的に出展ブースを石州赤瓦で葺いた疑似商店街“横丁風“に設計されたものです。
益田市営業本部は「益田市を国内外にアピールすることにより、市内で生産された商品の販路拡大や誘客による外貨獲得により地域経済の活性化を図ることを目的として、具体的に相談・調査・事業計画・情報発信の検討と実践的な取り組みを行う」ために、昨年の平成23年12月、設置された新組織です。
その営業本部の最初の具体的な実践活動が、「島根ふるさとフェア2012」の出展ブースのプロデュースでした。
石州赤瓦を葺いた横丁風な町並をディスプレイし、益田市の様々な特産品を販売PRするこの試みは、石州赤瓦を活用して強く印象づけることができ、益田市をアピールする点で大きな成果をあげることができました。
また、同フェアには昨年に続いて石州瓦工業組合メンバーの(株)セラミカ(大田市)が、昨年に続いて「しまね伝統工芸 実演・販売コーナー」に出展、鬼瓦の手造り実演が多くの来場者の足を止めていました。
写真および各種情報は益田市から提供していただきました。