国の文化審議会が5月17日 島根県津和野町後田の町並みの一部を、重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう下村文部科学省大臣に答申された。
保存指定地区は津和野町城下町に創られた武家屋敷と商家町が連なる一角で、城下町としては全国でも珍しい赤瓦(石州来待瓦)の景観が特徴的。
商家が軒を連ねる本町通りと、家老級の武家屋敷や藩校がある殿町通りからなり、約300棟が対象。300棟のうち約半数が江戸時代から昭和初期の建造物で城下町のたたずまいを充分にのこす町並みである。
石州瓦工業組合では、2010年〜2011年に、石州来待瓦の赤の町並みを紹介する冊子『石州赤の街道を往く 山陰路編 山陽路編』の2冊を制作発行しましたが、この山陰路編の津和野町の町並みを紹介しています。
また津和野町の町並みを単独で紹介するB5版リーフレット『津和野という様式美』を制作し、町歩き観光資料として配布しています。
この二つの資料は、本ホームページのebookに掲載しています。こちらをご覧ください。