石州瓦の製造メーカー(株)木村窯業所(島根県江津市都野津町 木村博紀社長)がこのたび初めて石州平板瓦 4,800枚をシンガポールに輸出します。 石州瓦のシンガポールへの輸出は、石州産地として初めての試みとなります。 島根県や江津市などの支援を受け、木村窯業所では、新たな市場を海外に求める営業活動を展開、今年(平成25年)2月のフィリピン初輸出に続き、シンガポールにも進出することになりました。 シンガポールへの輸出日程は、10月14日浜田港を出航、釜山港を経由して10月30日にシンガポール港に到着予定です。
これまでの経緯
平成17年12月 | しまね産業振興財団によるフィリピン、ブルネイ、シンガ ポール、タイの粘土瓦市場調査実施 |
平成22年11月 | しまね産業振興財団、江津市、石州瓦工業組合が「第1次 シンガポール市場調査」実施。 |
平成23年9月 | しまね産業振興財団、島根県産業技術センター、石州瓦工業組合が「第2次シンガポール市場調査」実施。 |
平成24年10月 | 木村窯業所が、しまね産業振興財団、江津市の支援を受け、石州瓦工業組合の協力のもと、フィリピン、シンガポールで販路開拓活動実施。 |
平成25年2月 | 木村窯業所がフィリピンに平板瓦初輸出。 |
平成25年7月 | 木村窯業所が昨年に引き続き、しまね産業振興財団、江津市の支援を受け、石州瓦工業組合の協力のもと、フィリピン、シンガポールで販路開拓活動を継続。 |